さくっと終わればいいのですが、長く時間がかかってしまいます。効率よくアイロンでワイシャツのシワを伸ばす方法が知りたいです。
こんな悩みに、お答えします!
本記事の内容
- ワイシャツにスチームアイロンをかける方法
- ワイシャツにスチームアイロンをかける際の注意点
- ワイシャツにスチームアイロンに失敗した際の対処方法
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、結婚1年目の共働き夫です。 妻のおかげで、ワイシャツがしわくちゃだったズボラ夫から、 『清潔感のある夫』へと変身することができました。
ワイシャツの洗濯が終わったら、最後に必要なのが、シワ伸ばしの作業。
パリッとシワがなく仕上がったワイシャツは、着ていてもとても気持ちが良いものですよね。
しかし、自分でアイロンをかけてシワを伸ばす作業は、思った以上に手間がかかり、難しいもの。
時間もかかり、そのコツがよくわからない方も多いのではないでしょうか?
こんな時に便利なアイテムが、スチームアイロンです。
今回は、ワイシャツにスチームアイロンをかける時の、最も簡単かつ短時間で仕上げられるかけ方について、以下の内容を詳しくご紹介します。
- スチームアイロンのかけ方のコツはなにか?
- スチームアイロンを失敗しないためには?
- 失敗したときの対処方法は?
スチームアイロンを使えば、蒸気の力でシワを膨らませて伸ばしながら、アイロンの本体を使ってしっかりとプレスが出来るため、折り目をつけてパリッと仕上げることが出来ます。
ちょっとしたコツや手順についても、詳しく解説しますね!

ワイシャツにスチームアイロンをかける準備
まずは、ワイシャツにアイロンをかける前の準備から説明していきます。
準備する項目は以下の2つ。
【アイロンをかける準備項目】
- ワイシャツの洗濯表示と設定温度のチェック
- 道具の準備
それぞれ、みていきましょう。
洗濯表示と設定温度のチェック
アイロンがけは、高温のものを衣類に直接当てる作業になります。
ワイシャツの素材によっては、熱によって変質しやすいものもあります。
必ずかける前に表示をチェックして、アイロンがけが可能なワイシャツかどうかと、適切な設定温度をチェックしましょう。
注意ポイント
アイロンマークの絵表示に×マークがついていなければ、そのワイシャツはアイロンがけが可能です。
絵表示内の表示マークと、適切な温度の関係については、下記の表を参考にして下さい。
アイロン禁止

底面温度110°Cを限度
(スチームなしでアイロン仕上げ処理)

底面温度 150°Cを限度
(アイロン仕上げ処理)

底面温度 200°Cを限度
(アイロン仕上げ処理)

※ワイシャツの選択マークの見方については、洗濯マークの見方の記事で解説しています。参考にしてくださいね!
道具の準備
ワイシャツにスチームアイロンをかける際に必要な道具は、以下の2点です。
- スチームアイロン
- アイロン台
まずは、アイロンをかけるためのスチームアイロンを用意します。
給水カップを使って、目安の線までタンクに水を入れたら電源を入れ、適切な設定温度にセットしてください。
※スチームアイロンの選び方については、失敗しない!スチームアイロンのかしこい選び方で詳しく説明しているので、そちらを参考にしてください。
次にアイロン台ですが、アイロン台の形状には「舟形」と「長方形」があります。
このうち、ワイシャツのアイロンがけに使う場合は、「舟形」の方が細かい部分まできれいにかけられます。
アイロン台の形
| アイロン台の形 | ||
| 舟形 | ◯ | 細く丸みを帯びた部分に 肩部分をひっかけてアイロンをかける手順には、 舟形の方が適している |
| 長方形 | × | - |
ポイント
アイロン台の代わりにバスタオルや毛布を代用する場合もありますが、ワイシャツのアイロンがけには適していません。

それぞれ後述の手順の箇所に詳しく記載がありますので、ご確認ください。
ワイシャツにスチームアイロンをかける手順
では、さっそくワイシャツにスチームアイロンをかける実際のやり方についてご説明します。
かける順番は下の手順に沿って、各パーツごとに順番にかけていきます。
この時のコツとして、次の3点のことがあります。
ワイシャツにスチームアイロンをかける際のコツ
【スチームアイロンをかける際の3つのコツ】
- ワイシャツに蒸気を含ませてから、アイロンをかけるべし!
『アイロンをかける前に洋服から5センチほど離し、浮かせた状態でスチームを当ててからアイロンがけを行いましょう 』 - ワイシャツのたるみをなくし、平らにセットするべし!
『アイロンがけによる余計なシワを作らずにかけることができるのです!! 』 - 常に布を引っ張りながらかけるべし!
『シワがより伸びて美しくプレスができます!!』

ワイシャツにスチームアイロンをかける際の手順
ワイシャツにスチームアイロンをかける際の手順は、以下になります。
アイロンがけの流れ
- 襟(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- 両肩(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- 袖口(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- 袖(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- ワイシャツ右前半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- ワイシャツ後半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- ワイシャツ左前半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
step
1
まず、襟の裏側を伸ばして広げるようにセットしましょう。
終わったら、左右の端の部分の端から中央に向かってプレスします。
裏側が終わったら、表側にひっくり返し、同じ作業を繰り返しましょう。
step
2両肩(アイロン台にセット→アイロンがけ)
アイロン台の端の丸みを帯びたところや角の部分に肩をひっかけるイメージで、襟を立てて肩の部分が平らになるようにセットします。
その後、肩の縫い目から中央と前身ごろの方向にアイロンをかけます。
襟元の細かいところは、アイロンの先の部分を使って伸ばすようにプレス。この作業を両肩で行いましょう。
step
3袖口(アイロン台にセット→アイロンがけ)
袖口は中から先にかけていきます。
まず、袖口の内側を上に、全体を平らに広げてセットし、これも襟と同じように、左右の端から中央に向かってプレスします。
その後袖口からアイロンを中に入れて、手首の辺りにもしっかりプレスをかけたら、次にひっくり返して表側も軽くかけてください。
step
4袖(アイロン台にセット→アイロンがけ)
袖の部分だけを出し、縫い目に沿って折るようにセットします。
このとき、袖口のボタン部分がちょうど真ん中に来るようにセットしてください。
その後袖口から身ごろに向かって、縫い目に沿ってアイロンをかけていきます。袖口の上の部分はアイロンの先をつかってプレスして下さい。
反対側の袖も同じように作業しましょう。
step
5ワイシャツ右前半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
右前身ごろだけをアイロン台に乗せ、それ以外のパーツを前の方に落とすようにセットします。
全体を伸ばしたら、まずは脇の縫い目に沿って、次に全体をかけてください。
ボタンの間は、アイロンの先を使ってプレスしましょう。
step
6ワイシャツ後半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
面積が大きいので、半分ずつ広げてかけます。
セットしたら、裾から襟にかけてアイロンを当てましょう。
この時、アイロンをなるべく直線的に動かすと、きれいに仕上がります。
終わったら、もう半分の部分をセットして同じようにアイロンをかけてください。
step
7ワイシャツ左前半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
右前身ごろと同じように、それ以外のパーツを後ろに落とすようにしてかけていきます。
手順は右前身ごろと同じように行ってください。
以上が、スチームアイロンを使ってワイシャツのシワを伸ばす手順になります。

ワイシャツにスチームアイロンがけをする注意点
スチームアイロンは便利ですが、使い方にはちょっとした注意点もあります。
次の点に注意して、かけるようにして下さい。
注意ポイント
- 毎回、水は満水まで入れること
- 蒸気をワイシャツに当てすぎないこと
- タンクの水は、そのつど交換
毎回、水は満水まで入れること
タンク内の水が少量しか残っていないと、スチームが充分に出ません。
たとえ1枚のワイシャツにアイロンをかけるだけでも、水は毎回しっかりと満水まで入れておくと、スチームが出やすくなります。
蒸気をワイシャツに当てすぎないこと
シワを伸ばしたい気持ちから、ついついスチームを出しすぎることがありますが、これは辞めましょう。
スチームは水蒸気なので、当てすぎると洋服が濡れてしまいます。
濡れた状態の生地に上からアイロンをかけることで、水分が一気に高温になり、やけどを起こす恐れもあります。
蒸気は適量で当てましょう。
タンクの水は、そのつど交換
アイロンのタンク内に長期間水を溜めておくと、雑菌が繁殖し、悪臭やカビの原因になります。
清潔なスチームを出すためにも、アイロンがけが終わったら水は熱いうちに捨てて、タンク内をきちんと乾燥させておいてください。
次のアイロンがけに、またそのつど水を入れて使ってください。

ワイシャツでスチームアイロンがけに失敗したら
これまで説明したやり方を守っているのに、
- 上手くかけることが出来ず失敗した
- シワを上手に取ることが出来ない…
それには次のような対策が有効かもしれません。
それぞれの対応策で、改善できるか試してみましょう。
失敗したときの対処方法
- 素材に応じて、霧吹きを使ってシワを取る
- アイロン用のり剤・シワ取り剤を使ってみる
素材に応じて、霧吹きを使ってシワを取る
一般的なシワであれば、スチームアイロンの蒸気だけで充分きれいに仕上げる事ができます。
しかし、ワイシャツの素材によっては、それだけではシワがうまく取れないものも。
シワが取れにくい素材
例えば、綿や麻などの素材。
この素材の衣類の場合、深いシワがあると、スチームアイロンの蒸気だけではシワが取れにくいので、注意しましょう。
この場合は、別途霧吹きも用意することをお奨めします。
霧吹きで生地をしっかり濡らしながら、スチームアイロンもダブルで使うと良いでしょう。
水分の力を存分に使って、シワをしっかり伸ばしましょう。
アイロン用のり剤・シワ取り剤を使ってみる
「手順通りスチームアイロンをかけたけれど、もう少ししっかりパリッとさせたい…」
という場合には、市販のスプレータイプのアイロン用のり剤がお勧めです。
より折り目などもしっかり、クリーニングに出したような風合いに仕上げることが出来ます。
方法としては、霧吹きなどでワイシャツを全体的に良く湿らせてから、のり剤をスプレーします。
のり剤によって、スチームを切ってドライで使用するタイプとそのままスチームで使用するタイプがあります。それぞれの説明を良く読んだ上で、使用してください。
ポイント
この時、アイロン台に置いたままスプレーすると、一点にのり剤が集中してしまうため、出来ればハンガーにかけて行うと良いでしょう。
※シワ取りスプレーの使い方の記事はこちらを参考にしてくださいね→忙しい朝はシワ取りスプレーでワイシャツのシワをさくっと解決|使い方を解説
ワイシャツでスチームアイロンがけする時間がない時は
ここまでワイシャツでスチームアイロンをかける場合の、効率的で簡単な方法を説明してきました。
しかし、日によってはスチームアイロンをかける時間すら取れない、という日もあるかもしれません。
そんな時は、衣類スチーマーがオススメです。
私が利用しているのが、このプラスマイナス|衣類スチーマーです。
デザイン性もよく、使い勝手も良いので重宝しています。
プライスマイナス|スタイルスチーマー
衣類スチーマー(以下でスチーマーと省略します)とは、蒸気で繊維を元の形に戻すことでシワを取ることの出来る機械です。
特徴を簡単にまとめてみると、以下のようになります。
- 立ち上がりが早く、忙しい朝でもさくっと使える
- 商品自体が1kg以下と軽いから、負担がない
ただし、スチーマーを利用した場合の仕上がりと、スチームアイロンを使用した場合の仕上がりはやはり違います。
結論としては、スチームアイロンの方が圧倒的に、パリッとしっかり仕上がります。
特に、裾や生地が厚くなっている袖・襟の部分などに差が出ます。
スチーマーは、しっかりシワを伸ばすというよりも、目についたシワを伸ばして整える、という感覚で使うと良いでしょう。
何もしないよりは圧倒的にきれいになるので、時間がない時に有効的な選択肢として、検討してみてください。
まとめ:キレイに仕上げるなら、スチームアイロンを使いこなそう
今回は、スチームアイロンの使い方と手順について、解説していきました。
もう一度、スチームアイロンの手順を掲載しますね。
スチームアイロンでワイシャツのシワを伸ばす手順
アイロンがけの流れ
- 襟(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- 両肩(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- 袖口(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- 袖(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- ワイシャツ右前半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- ワイシャツ後半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
- ワイシャツ左前半面(アイロン台にセット→アイロンがけ)
スチームアイロンを使うことで、パリっとしたワイシャツに仕上げることができます。

今回は以上です。